40名定員のところ、80名を超える参加となり、急きょスクール形式からシアター形式に会場が変更されるという盛況ぶり。今回のシンポジウムでは、11の団体が各20分ずつ発表を行います。
その内容は、主に福島に活動拠点を置き、放射線問題に取り組んでいる方々と、未来を担う子供たちに向けたテーマが多く取り上げられていました。
マザーニア理事として、専務理事の宮本とともに、10時の新幹線で郡山に向い、発表は最後の11番目。
宮本が、マザーニアの趣旨・活動説明を、そして高嶋が、マザーニア リストバンド販売益から用意した、被災地のママの笑顔のためのお化粧ポーチをマザープロジェクト理事長の穂積育子氏に贈呈しました。
このポーチは、マザープロジェクトを通じて、本当に困っている被災地の顔の見えるママたちに届けられます。
シビス受講生の皆さんをはじめ、たくさんの方々にご賛同、ご協力いただいたリストバンドの結果を、このように、ひとつの形として届けることができました。
本当にありがとうございます!
しかし、現地を訪問したことで、マザーニアとして被災地のママたちを助けられることが、まだまだたくさんあることも、ひしひしと実感しました。
現状、被ばくの不安など、話しながら涙ぐむシーンも多々見られ、「ベラルーシでは、飲み水のセシウム検出基準が10ベクレル以下であるのに対して、日本はなぜ200ベクレルなのか?本当に200ベクレルは安全と言えるのか?」といった疑問も素直に出てきました。
被ばくの影響は、20年後、30年後に来るとも言われています。
「今の子供たちが大人になったとき、健康の問題は大丈夫なのか?」
高嶋も、二人の子供の親として、他人事ではありません。
問題は山積みですが、マザーニアでは、今後も微力ながら被災地の復興に向けた活動をしていきます。
その際には、プロジェクトの趣旨にご賛同、ご協力いただければ幸いです。