フリーランスとは、会社組織に属さず、自分の才能や能力によって仕事を行うワークスタイルです。
従来の日本社会では、学校を出たら就職する、もしくは家業を継ぐというのが一般的でした。
しかし時代は流れ、終身雇用や年功序列が崩れ始めてから、日本社会の常識は徐々に変化してきています。フリーランスは、現代の日本社会に最もマッチするライフスタイルと言えるのではないでしょうか?
特に深刻な少子化問題を抱えている今、私たちは、どうしたら生活のバランスを取りながら、より豊かな毎日を送れるか、真剣に考えなければいけません。
フリーランスは、時間的な自由と精神的な充足感を得られるワークスタイル、特に20代〜40代の子育て世代にマッチした職業スタイルなのです。
フリーとは自由という意味です。
ですが、フリーランスという生き方をチョイスしたとしても、あなたが考える自由とはちょっと違うライフスタイルが待っているかもしれません。
なぜなら、フリーランスという言葉に使われているフリーは、「自由契約」という意味だからです。
頑張った人には頑張っただけの見返りがあり、才能が仕事にダイレクトに反映され、すべての決定権が自分にある、これがフリーランスのライフスタイルです。
フリーランスにおける「フリー(自由)」は、自己責任、自己コントロールという前提の上での自由です。 最も必要とされるのは、自己管理能力と言えるでしょう。
誰もあなたを見張っていませんし、ノルマもありません。
誰も見ていない時に、自発的に勉強しよう、仕事しよう、と思える人は、フリーランスに向いていますが、ついつい「後でやればいいや」と言ってテレビを見てしまい、知らないうちにテレビの前で眠っていた、なんて人は、フリーランスに向いていないかもしれません。
また、何か起こった時に誰かのせい、何かのせいにするタイプの人は、向いていないと言えます。
すべての決定権が自分にあるということは、つまり、その結果として起こったことのすべては自分自分の責任となるからです。 ちょっと怯みましたか?
前項で少し脅かしすぎたかもしれませんね。
でも、安心してください。人間は変わることが出来る生き物です。
今あなたがフリーランスに向いていないとしても、向いている自分になることは可能です。
そして、そうすることで得られるのは、精神的な開放感、自己達成感、幸福感など、計り知れません。
もしあなたが、フリーランスのライフスタイルを選択しないとしても、フリーランスに必要とされる能力は、会社の幹部として必要とされる能力と90%以上共通しています。
違いは、会社のためにそれをするか、自分自身のためにするか、の違い。それだけです。
今どんな立場にある人でも、自己管理能力と自己コントロール能力を身につけることが、充実した豊かな暮らしへの第一歩だと断言できます。
幸せの定義は個々に違いますが、自由を束縛された状態が幸せだと思う人はいないでしょう。
そして、本当の自由を手に入れるためには、どうあっても、自己管理能力を磨かねばならないのです。
単に、フリーランスでやっていける技能スキルを身につけただけでは、仕事として成り立たないばかりか、幸せなフリーランスの生活は出来ません。
そのことを、良く覚えておいてください。
今これを読んでいるあなたは、いつか当スクールの生徒になるかもしれませんが、ここでは、あなたをお客様だと思いません。
ここは、変わりたい、学びたいと思っている方を、全力で応援していく場だからです。